キャッシング枠を変更できるって聞いたんだけど、増やすのと減らすのと、両方できるの?多いほうが良いのか、そうでもないのかわからないんだけど。あと、増やしたり減らしたりした場合、具体的にどんなメリットがあるのか、教えてもらえる?
増枠メリットはたくさん借りられること、減枠は使いすぎないこと
キャッシングの枠を変更するといっても、増枠するのと減枠するのとでは、効果は真逆ですよね。枠を増やす場合、当然、現状よりも多くのお金を借りることができるようになりますし、減枠すれば、借りられる額は少なくなります。これは、普段、どのようにキャッシングを利用するかによって、メリットになるか、デメリットになるかが違ってきますね。
たとえば、借りるときはたくさん借りたいけれど、普段はそんなに利用しないという方の場合ですと、増枠のほうがメリットは大きいでしょう。要するに、必要なときにきちんと、必要な金額を借りられるということが重要なので、枠は大きいほうが良いわけです。一方、ついつい借りすぎてしまうような方でしたら、あまり大きな額を借りられてしまうのも問題で、その場合は枠を小さく設定しておくほうが、借りすぎずに利用できます。
利率の点から言えば、最初から枠が大きいと、少額借りる場合でも、低金利になります。一方、枠が小さいと、利率も高めになります。但し、クレジットカードのキャッシング枠程度の利率では、ほとんど差がなく、100万、300万、500万くらいの単位になってくると、大きな差が出てくるのが、利率です。また、枠の増減があった場合でも、利率はそのまま、初期の状態をキープするというキャッシング会社もあります。
カード管理の点から言うと、また少し違ってきます。カード管理がきちんとできていない方、また、海外で利用される方の場合、カードの利用可能額によっては、盗まれたとき、スキャンされたときの損害が大きくなってしまう場合があります。海外キャッシングで利用するカードは、あまり大きな金額を使えないほうが良いかもしれません。一方、国内できちんと管理して利用しているなら、大きな額でも問題はないでしょう。
大きな金額を借りられるカードというのは、それなりのリスクも伴います。もちろん、どんな金額が出たとしても、きちんと支払いができるということであれば、たいしたリスクにはなりませんが、500万も借りられたら大変なのに、枠が500万あるという状況には、しないほうが賢明でしょう。
このように、あなたの使い方によって、どちらにメリットがあるかは違ってきますが、自分がよりメリットを感じる変更であれば、行っても良いでしょう。但し、増枠する場合、審査がありますので、通る保証は致しかねます。
キャッシング枠の変更をするメリットは人それぞれ
キャッシング枠は、必要なだけあれば良いわけですから、必要以上に大きく設定する必要はありません。小さすぎると実用的ではないですから、ちょうど良いくらいに設定しておくのが良いと考えられます。現在のキャッシング枠があまりにも大きかったり、あるいは小さすぎて利用できないような場合には、キャッシング枠の変更をするメリットはあると言えるでしょう。
キャッシング枠を増やしたいと言ったときには新たに手続きを行う事が必要となります。このときには審査を受けなければなりませんから、この点には注意しておく必要があるでしょう。総量規制の影響などもありますから、年収によっては増額することができない場合もありますから注意が必要です。
大きくしたいという人にとっては、そのメリットは分かりやすいのですが、そうではなくて小さくしたいという人もいます。キャッシング枠の変更をして、今までよりも減額したいという人も多くいるのですが、そのメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、使いすぎてしまうと言う人には魅力的な方法だと言えるでしょう。例えば、借入金額は10万円までと決めていても、つい使ってしまうと言う人も多いのではないでしょうか。このような人の場合には、キャッシング枠を10万円に設定しておけば、それ以上使う事はできませんから、意志の弱さをカバーすることができるのです。
キャッシングは一生使わないと決めている人もいると思います。借金はしないと心に決めている人もいて、クレジットカードでの決済は一括払いしかしないと決めていることも多いでしょう。利息を支払うのが馬鹿らしいと考える人は多く、そのために、キャッシングを使わないという人もいるのです。
このような人にとっては、キャッシング枠を変更してゼロにしてしまうのも良い方法です。キャッシング枠があれば、不正に利用されてしまう可能性がないとも言えません。このような事を防ぐためには、そもそも使うことができないようにしておけば良いのです。